内面の良さを磨くコツ・考え方 – 星は輝く〜犬と子供と、おでかけ手帖〜

目鼻立ちが良い、肌がスベスベなど外見が良い人の特徴は様々である。
このように外見が綺麗な人の説明は簡単だろう。

では内面が綺麗な人にはどんな特徴があるだろうか。
“優しい”、“親切”、“明るい”、“誠実”などだろうか。

私はいつもこの説明に疑問を感じていた。
だって、優しさや誠実さって判断難しくないですか？？？
好きなあの子にだけ優しい人とかは内面が綺麗な人に該当しますか？？
とか！
綺麗なお姉さんにだけ親切なのは該当しますか？？？
とか！！
外見の綺麗さは化粧で誤魔化せることはあるかもしれないが
肌のツヤや目の大きさなどの整った顔立ちを取り繕うことはできない。
それに比べて内面の綺麗さは取り繕うことができる。
つまり内面の綺麗さは瞬時に見分けることが難しい。
時間をかけても分かりにくいかもしれない。

そこで私は「内面が綺麗な人」の定義を提案しようと思う。

キーワードは『気』である。

実はこの世界には目には見えないけれど『気』という文字が
シャボン玉のような球体に入って空気のように漂っているのを知っていただろうか？
もちろん、ただの妄想である…。

でもそのように考えるとこの先の話が理解しやすくなる。
…と思う。

漂っている『気』は気配の『気』だと考えてほしい。
世の中にはいろんな気配がある。
悩みを抱えている人の気配、体調が悪い人の気配。
事故が起こりそうな気配、失敗しそうな気配。
気配は様々で無数に存在する。
人はその気配に気がつく瞬間がある。
そう！まさに「『気』が付く」のである。

漂っている『気』があなたの身体にくっついた時、あなたは何かの気配に「『気』が付く」。

内面が綺麗な人になれるかはここからである。

内面が綺麗な人はこのくっついた『気』を使ったり、配ったり、持たせたり、済ませたりして消費する。
勘の良い人は気づいただろうか。
これが“気を使う”、“気を配る“、”気を持つ”、“気が済む”となる。

悩みを抱えてる人に『気』を使い、話しかけたり
体調の悪い人に『気』を配り、ハンカチを渡したり
周りの雰囲気に合わせて『気』を持ったり
トラブルを解決して『気』が済んだり。

付いた『気』を消費できる人を「中身の綺麗な人」と呼ぶと思う。
『気』が付いても『気』にしない人、そのままにする人は
身体中に『気』が付いたままになっている。
見た目でもニキビ跡や傷跡がひどいと綺麗な人とは呼ばれないだろう。
それと同じで身体中が『気』だらけの人は見難い存在になる。

中には、内面はピュアであるが人に関わるのが苦手で『気』を消費できない人もいると思う。
この人たちを『気』が小さい人と呼ぶ。
この人たちは『気』を消費したくてもできない。
そのかわり関わろうと意識することで『気』を小さくできる。
つまり気にしない人より、付いた『気』を目立たなくできる。
しかし周りには気づかれにくく、内面が綺麗とは呼ばれない。

また大きな『気』を抱え込みすぎるのも良くない。
処理できずに滅んだ場合、『気』が滅入ってしまう。

男性と女性では明らかに女性の方が『気』が付く事が多い。
だから男に対して物足りなさを感じるだろう。
結婚している人には特にわかってもらえるかもしれない。
電気は付けっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなしなど。
男は恐ろしいことに『気』が付いてない事が多い。
逆に言うと合コンや飲み会で内面の綺麗な男を見つけやすいと思う。
料理を取り分けたり、飲み物が無くなってることに気づいたり。
これらは男でも気が付き易い、レベル1の『気』付きだ。
そうではなく、みんなに満遍なく、細かなことでも『気』を使い、『気』を配れる男性を見つけてほしい。
女性のあなたが気づいたことを気が付ける男いたら、
その人こそがあなたが求める真の優しい男である。

拙い文章であり、分かりにくい部分もあっただろうが
なんとなくイメージが伝わっただろうか？
中にはなるほどな！と感じてくれた人もいるかもしれない。
このイメージを持っておくと内面の綺麗な人間になれるかもしれない。
気が付いたときに行動に移せるかどうかで決まる。
私もこれを思い付いてからは何かに気が付いたときは行動するようにしようと心掛けている。
おかげで職場でも人気者だ。
効果絶大！
妻に…は聞かないでおこう…！